周りの人

2000年12月4日
Kくんは、授業を休まない、課題をキチンと
提出期限に出す。

会社に行っていてその後学校に来る。

この間は色彩検定の二次に進んだとか言っていた。

すごいなあ。私は自分が過去にフルでバイトをしていて
息詰まったので、やめてしまったし、それに
そのときに根性で課題を提出していたけれど
続かなかったし、

とにかく、その苦しさはわかっているつもりだったので、
それを想像して、色彩検定までやるたー、なんて
頑張りのあるひとなんだーと思ってしまった。

タフな人っていうのはいい。
タフなら、タフなだけ、血が濃ければ、血が濃いだけ
いつまでも生きていけそうである。

彼は、社会人から、学校に通い出したということで
きっと、社会人を経験した、大人みたいなもので、
私より、ある精神が成熟しているのだろうと
私は考えた。

きちんとやること、期限までに仕上げること、
学校に来ること、何をすべきなのか、
それを成し遂げる力と頭。

そういうものへの憧れが、私に彼を尊敬させていた。

私はといえば、納得がいかない、やりたくない、寝たい、疲れた、気が乗らない、他にやりたいことがある、仕事が明日ある、とか思って、
何かにつけて、のたりくらりと逃げているのだ。

逃げる自分を無理に追い詰めても、
だめなことは、自分自身よくわかっているが、
そういう自分は、結局子供なのだ、そして、彼は大人ななのだ、と思ったときに、
私の中で、何か変化が生まれた。

もっと先の、暗い向こうを照らす光が
作られたような気がした。

それは、ずいぶん待っていたような、
この先歩む道だった。

私も、大人になっていきたい。

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