ウィンター・ファッション・バトル

ちょっと前に
「あなたはきれいな色を身につけ、カチッとした印象の服を
身につけるといい」

と、いうようなことを言われて、

「きれいな色」ってなに？
顔色が良く見える服ってなに？

って初めは思った。

そのうち、アドバイスを思い出して
色、素材、印象も考慮するようになった。


最近は、「かっこいい女になれ」「雰囲気がある」
といわれた。

また難しい注文だ。
一日やそこらで、できるもんじゃない。

少し洋服を見てみたけれど、
大人っぽい服装をすれば良い、とも思わない。

内面が追いつかなければ、こっけいなだけだ。

ところで、これはイタリア的靴職人のおっさんに
いわれた言葉だ。

買ったブーツは、恐ろしい個性を持って
私に迫ってくる。

はっきりいって、逃げ出したい気分だ。
こっけいに見えはしないかと思う。

その一方で、この冬を越える頃には
私は、この靴の手綱を握っているという自信も
ある。

たかが靴相手、と思うかもしれないが、
私は向かってくる敵にゾクゾクしている。

勝つか、負けるか、

本当に楽しいこの冬の戦いを
12月・１月の分割ローンで手に入れた。

実に、ク　ル　シ　イ　！
が、価値あり